小さなだるま

酷暑厳しい日、いかがお過ごしでしょうか。昨日、神戸は雨が降り、地中温度が下がったところで、セミが鳴き始めました。雨の降らない日が続いて、気温が高い日が続けば、もしかしたら、セミは秋の風物詩になるかもしれませんね。そういう怖い環境ができないよう工夫していきたいものです。

 

ちょっと気晴らしに、自転車で、街の変化を感じ取ろうと、まわっていましたら、昨年オープンした本屋さん兼カフェを見つけました。印象の良い店主さんで、本の品揃えも、違う興味を見つけるための陳列で、店内はおしゃれで、それが逆に、私にとっては相応しくないような気がいたしました。

 

おしゃれなカフェやレストランはどうも、苦手で、友人のところでないと落ち着きません。新長田周辺も、おしゃれなカフェやレストランが増えてきていまして、どうも入りづらいです。値段は安くても、何か、入店するときは緊張しますし、場違いなような気がして、それでいて、店主さんは頭が良さそうで、話が噛み合うのかどうか、分からないという不安にも襲われます。

 

幸いにも、新長田周辺の店主は場違いな私でも、快く受け入れてくれる度量があり、助かっております。これが、別の場所だったら、自尊心を傷つけられて、退店し、家に帰って、泣きながら、酒を飲んでいるかもしれません笑

 

確かに、おしゃれな内装の店は、店主が気取ったセンスを持っているとかではなく、もともと、センスが良いのでそうなっただろうと想像でき、決して、背伸びしたとかではなく、その店主がそのレヴェルに在るということですから、責められないにしろ、何か、こうルサンチマンみたいなものが黙々と、私の心の中に現れてきます。

 

そこでですね、わたくし、テロを起こしたいなと思いました。

どういうテロが良いのか、考えて考えた末に、「ダルマを店内に置くことを強要する」ということを思いつきまして、これは名案なのではないかと今、書いています。

 

1月10日のえべっさんの時に、小さなダルマを3つほど買い込んで、店内に置くことを強要するのです。なんとか、説得をし、「おしゃれの究極は隙のあることだ」「おしゃれとはユーモアである」などと議論をふっかけて、店内にダルマを置いてもらうのです。そして、事あるごとに、店に訪れて、ダルマが在ることを確認するのです。

 

我ながら、最高のテロを思いつきました笑。ただ、店主がダルマを置かない!と強硬姿勢を取ったのならば、それはただのおしゃれな店なのです!そこに思想はありません。

 

日本のダルマって素晴らしいものじゃないですか。これがあるだけで、何か、店内が華やぎそうな気がします!

片目の入ってないダルマの在る店内というのも、とてもおしゃれだと思います。

 

みなさん、ダルマをおしゃれな店にダルマを置くというテロをおこそうじゃありませんか!

 

注:決して金銭を要求するものではありません。